2001年のOSとして,OS Xはかなり上等な位置にある。実際,コンシューマーにとってもプロフェッショナルにとっても,全体的にみてこれを越えるOSは他にない。至高さは,10.1の光でより輝いている。
マックOS X 10.1では,多くの機能が追加されている。なかでもパフォーマンスの向上は素晴らしく,OS 9並みとは云わないが,それくらいまとなもスピードになった。その他の,アプリケーションからの呼び出しとなるドックでのハイジャンプや,「アプリケーション・スイッチャー」と同じになったショートカット切り替えなどは便利だ(笑)。
素晴らしいヽ(´ー`)ノ。10.0に基本は全部あったものの,すべてが改善されている。今まではれ物に触るように使っていたのが,ぐっと身近になった感じを受ける。それによって,OS Xにあった多くの機能,性能を活用できるようになった。たとえば,プリエンティブ・マルチタスクも,個々のアプリケーションのレスポンスがよくなり,快適に作業できることで,アプリケーションの平行利用をする機会が増えて,その能力を確認できる。UNIXのターミナルのtopコマンドでシステム状況を確認しながら,ウインドウズエミュ上でファイルをアップロードしながら,クイックタイムで動画を再生するというのが,ストレス少なく実行できる。もちろんどれも止まることなく動作し続ける(pic)。
ネットワークでも,パブリックベータからずっとIPを直打ちしてつなげるしかなかったアップルトークで繋がるマシンが,サーバーリストで簡単に接続できるようになったし(pic),話題のウェブDAVは,iDiskだけでなく,これからさまざまな有効活用するアプリケーションが登場してくるだろう。もともとの至高さが,10.1になって活かされるようになっている。もちろん文句がないわけぢゃなく,入力音声の再生出力がまだできなかったり,DVDハードウェアデコードモデルでのDVD再生ができなかったりとあれこれあるのだが,まぁそれは追々なんとかしてくれればよし。確かな歩みに,至高が輝る。
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